西部ガス北九州工場の跡地に建設
2017年3月30日、日立キャピタル株式会社(以下、日立キャピタル)と株式会社日立製作所(以下、日立)は、西部ガス株式会社(以下、西部ガス)と共同で進めてきた、2MWダウンウィンド型風力発電システム(以下、同発電システム)の建設が完了し、竣工式を行ったと発表した。
同発電システムは、日立ウィンドパワー株式会社(以下、日立ウィンドパワー)とエネ・シード株式会社(以下、エネ・シード)との共同事業会社であるエネ・シードウィンド株式会社(以下、エネ・シードウィンド)が、西部ガス北九州工場の跡地に建設を進めてきた「エネ・シード北九州風力発電所」に設置された。
なお、日立ウィンドパワーは日立キャピタルと日立の共同出資会社で、エネ・シードは西部ガスの子会社である。
エネ・シード北九州風力発電所の概要
同発電所は、日立キャピタルがファイナンスで協力し、日立が風力発電システムの系統連系協議・建設・保守・メンテナンスなどを一括してソリューションとして提供している。
発電した電力は年間一般家庭約2,500世帯分の消費電力量に相当し、今後20年間、固定価格買取制度により九州電力に売電する。
なお、同発電所の事業者エネ・シードウィンドは、資本金100百万円(出資比率はエネ・シード株式会社66%、日立ウィンドパワー株式会社34%)で、2015年9月29日に設立され、再生可能エネルギー等による発電および電気の供給・販売の事業を展開している。
(画像はプレスリリースより)

日立 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/03/0330c.html