武蔵溝ノ口駅が「エコステ」モデル駅としてリニューアル
JR東日本横浜支社は3月23日、武蔵溝ノ口駅がCO2フリー水素エネルギー※ を活用した「エコステ」モデル駅として、4月17日にリニューアルすると発表した。これは、川崎市と2015年1月に締結した包括連携協定に基づくもの。
※ CO2フリー水素エネルギー
水素製造時にCO2を排出しないクリーンエネルギーのこと。
JR東日本では、水素エネルギーの利活用を推進していて、省エネ・再エネなどのさまざまな環境保全技術を駅に導入する取組み「エコステ」を行っている。
自立型水素エネルギー供給システムと太陽光パネル設置
今回実施するのは、自立型水素エネルギー供給システム導入と太陽光パネル設置(創エネ)、照明のLED化と高効率空調機器導入(省エネ)、駅舎壁面への自然素材活用および緑化設置(環境調和)のほか、デジタルサイネージと「エコ待合スペース」の設置(エコ実感)となる。
創エネとして実施する自立型水素エネルギー供給システムは、水と太陽光のみで稼働できるため、災害時に貯蔵タンクに蓄えた水素を利用して燃料電池により発電することで、一時滞在場所で必要となる設備への電源供給が可能になるという。
またエコ待合スペースでは、夏場はミスト、冬場は自立型水素エネルギー供給システムから出る温水を活用したウォームベンチを設置することで、利用者にエコを実感してもらうとしている。
(画像はプレスリリースより)

JR東日本横浜支社 プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2016/yokohama/