洋上風力発電事業の計画立案に必要な情報を一元化
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は3月23日、洋上風力発電事業の計画立案の際、設置場所を選定する上で必要な情報を一元化した国内初の洋上風況マップ(全国版)を公開した、と発表した。
設置場所の緯度経度と風車の出力特性から、発電電力量を簡易予測
洋上風力発電事業の計画には、設置場所に関する風況情報が不可欠である。計画の実現性や収益性を検討するとともに、漁業関係者や航行関係者等との円滑な調整をする際にも設置場所に関する様々な情報が必要である。
NEDOは、日本近海を対象に、洋上風況マップ(全国版)、NeoWins(NEDO Offshore Wind Information System)を開発した。
NeoWinsは、広範囲かつ高解像度の風況情報、水深・生物生態・海底地質などの自然情報、港湾区域・航路・史跡などの社会環境情報を一元化している。
風況情報には、風の強さや向きを知るために風速階級別出現頻度、風配図、季節・経年変化の情報が含まれる。
洋上風力発電の設置予定場所の緯度経度、および風車の出力特性から、発電電力量の簡易予測シミュレーションができる。
洋上風力発電事業を検討するツールとして有効活用
NEDOは、2003年より陸域を対象とした風況マップを公開している。今回、初めて全国の海域における風況情報について、自然情報や社会情報と合わせたマップとして公開した。
洋上風況マップ(全国版)は、NEDOのウェブサイトから閲覧可能である。
NEDOは、洋上風力発電事業を検討する事業者や自治体が、有効活用することを望んでいる。
(画像はプレスリリースより)

新エネルギー・産業技術総合開発機構のニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100741.html