日本にロシアの技術者を招き、技術講習を実施
2017年3月13日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、ロシア最大の国営発電事業者「ルスギドロ社」との間で、ロシア極東地域向け風力発電システムのオペレータ育成に協力すると発表した。
4月、日本にロシアの技術者を招き、実際の風力発電機を使用し、オペレーションやメンテナンスに関する技術講習を実施する予定だとしている。
3月10日のワークショップでロシア側と合意
今回のオペレータ育成に協力することについては、3月10日にNEDOが開催したロシアの風力発電システム普及拡大の為のワークショップで、ロシア側と合意したという。
ワークショップでは、風力発電システムの導入に関心を持つロシアの地方政府や電力会社に向けて、NEDOや日本企業が、カムチャツカ地方での実証事業の成果を説明したとしている。
又、ルスギドロ社が、ロシア極東における風力発電システムの普及計画や風力発電システムの設置・運用に係る計画立案方法について説明したという。
NEDOは、この協力を通じ、ロシア極東地域での風力発電システムの普及拡大を促進していきたいとしている。
(画像は、NEDOのホームページより)

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