バイオガス化による食品リサイクル事業に参入
2017年3月7日、JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)は、バイオガス化による食品リサイクル事業に参入すると発表した。食品廃棄物を再生可能エネルギーに変える事業を開始するという。
同社は、焼却処分をせずに、微生物の働きから再生可能エネルギーを創出し、CO2排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献したいとしている。
新会社「株式会社Jバイオフードリサイクル」を設立
同社と株式会社東日本環境アクセス、JEFエンジニアリング株式会社、JFE環境株式会社との共同出資により、新会社「株式会社Jバイオフードリサイクル」を設立したという。
新会社「株式会社Jバイオフードリサイクル」は、代表者が脇田茂氏、資本金が6000万円、事業内容は食品リサイクル・バイオガス発電事業、設立は2016年8月1日としている。又、出資比率は、JR東日本17%、東日本環境アクセス17%、JFEエンジニアリング10%、JFE環境56%となっている。
株式会社Jバイオフードリサイクルは、食品廃棄物をメタン発酵処理する過程で発生するバイオガスを用いて発電するとしている。バイオガスを用いて発電した電力は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を活用すると共に、排熱の一部を施設内で有効利用するという。
(画像はプレスリリースより)

JR東日本 プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2016/20170303.pdf