洋上風力発電システム実証研究事業で公募予告
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は3月10日、新たに「洋上風力発電システム実証研究(低コスト施工技術調査研究)」事業を行うとし、この事業実施者を企業(団体等を含む)や大学等、一般に広く公募する予定であると発表した。
ただしこの事業は、平成29年度の政府予算に基づいて行われることから、予算案等の審議状況や政府方針の変更などで、公募内容や採択後の実施計画、および概算払の時期等が変更される場合がある。
低コスト化に寄与する施工技術の調査研究
この事業は、日本の厳しい気象・海象条件のもとで洋上風力発電の導入拡大を進めるには、より一層の発電コスト低減が必要なことから、同事業では洋上風力発電システムの低コスト化に寄与する施工技術の調査研究を行うとしている。
事業期間は平成29年度を予定し、この公募は平成29年4月中旬から開始し1か月間程度を予定しているが、応募状況等により公募期間は変更することがあるとのこと。この場合、NEDOのホームページにて通知するとしている。
また、応募方法など公募要領等の詳細は、公募開始日にNEDOホームページに掲載するとのこと。
なお、NEDOのメール配信サービスに登録すると、ウェブサイトに掲載された最新の公募情報に関する情報が随時メールで送られるとし、登録を推奨している。
(画像はNEDOのホームページより)

NEDO プレスリリース
http://www.nedo.go.jp/koubo/FF1_100190.html