Apple製品製造において、100%再生可能エネルギー使用を約束
iPhoneやMacなどの製品をグローバルに展開するAppleでは、同社が推進する「サプライヤークリーンエネルギープログラム」の導入につき、日本で最初の会社として「イビデン株式会社」が約束を交わした事を発表した。
これによりイビデンでは、Apple向けとなる生産では、100%再生可能エネルギーを使用する事となった。
Apple、既に全世界で93%の操業を再生可能エネルギーに移行
Appleでは環境保護を目的に、化石燃料から再生可能エネルギーなどのクリーンエネルギーへの移行を進めてきており、23カ国での操業においては既に100%に、また全世界で見ても93%の操業を再生可能エネルギーに移行している。
Appleのデバイスの中で半導体パッケージに使われるなど、Appleのサプライヤーとなるイビデン。この「サプライヤークリーンエネルギープログラム」の導入により、同社ではApple向けの生産における100%再生可能エネルギー使用を目指し、20以上の再生可能エネルギー施設への投資プロジェクトを進める事になる。
このプロジェクトには、2016年より既に稼働が始まっている、愛知県高浜市の同社工場に隣接する貯木場跡を利用した、国内最大級の水上フロート式太陽光発電所(出力2MW)の建設も含まれている。
Appleによれば、イビデンのようなパートナー企業などを含め、2018年末までにApple社の製品製造において、年間で40万台以上の自動車を削減すに匹敵する、年間25億kWh以上のクリーンエネルギーが発電されるとしている。
(画像はプレスリリースより)

日経プレスリリース アップルのプログラムをイビデンに導入
http://www.nikkei.com/Apple Japan
http://www.apple.com/jp/