欧州での電解液事業を拡大
2017年3月7日、セントラル硝子株式会社は、チェコ共和国に現地法人であるリチウムイオン二次電池用電解液液製造・販売会社を設立すると発表した。同社は、電解液の製造・販売を行う電解液事業を欧州で拡大させる為だとしている。
設立される会社は、名称「Central Glass Czech s.r.o.」、所在地はチェコ共和国プラハ市、代表者は本城啓司氏(セントラル硝子エネルギー材料営業部次長)、資本金は2000万チェココルナ(約 0.9 億円)、設立年月日は2017年3月6日となっている。
セントラル硝子グループとして年間約50000t以上の生産能力
欧州では、自動車排出ガス規制に伴い、リチウムイオン二次電池用電解液の需要が拡大すると予想されている。
セントラル硝子株式会社は、主要需要地域の1つである欧州での需要に対応し、顧客ニーズへの対応を迅速に行うことでグローバル市場でのシェア拡大を目指すという。
生産をする工場については、今後、順次決定していくとし、生産能力は標準電解液換算で年間20000tを目標にするとしている。
同社グループは、市場ニーズに合わせた生産能力を確保していく方針であり、日本国内、韓国、中国拠点で年間約50000t以上の生産能力を有することになるという。
尚、今回の会社設立に伴う、連結業績への影響は軽微と見込んでいる。
(画像は、セントラル硝子株式会社のホームページより)

セントラル硝子株式会社 プレスリリース
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