日本で初の市販車による営業運行
東京都交通局は、2017年2月24日、燃料電池バスによる運行を2017年3月21日(火)から開始すると発表した。日本で初めて、市販車による営業運行になるという。
今回の燃料電池バスの導入は、「東京都長期ビジョン」における、都市戦略7「豊かな環境や充実したインフラを次世代に引き継ぐ都市の実現」、政策指針20「スマートエネルギー都市の創造」に係る事業であるとしている。
運行路線は都05系統(東京駅丸の内南口~東京ビッグサイト)
導入する燃料電池バスは、トヨタ自動車株式会社が開発・市販したバスで今回、2両を導入するという。東京都交通局は、平成15年や27年の実証実験で、燃料電池バスの市場投入に向けた技術開発などに協力してきたとしている。
燃料電池バスの運行路線は、都05系統(東京駅丸の内南口~東京ビッグサイト)となっている。主な停留所は、東京駅丸の内南口、有楽町駅、銀座四丁目、築地三丁目、勝どき駅、有明テニスの森、東京ビッグサイトである。
尚、燃料電池バスの運行情報は、都バス運行情報サービス(tobus.jp)のラッピングバス検索「FCバス」で確認出来るという。
東京都交通局は、今後も、燃料電池バスの導入を拡大し、水素社会の実現に向け貢献していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

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