秋田県沖の洋上風力発電事業で自治体に協力を要請
秋田県由利本荘市沖洋上風力発電(仮称)の検討を進めている株式会社レノバ、エコ・パワー株式会社、JR東日本エネルギー開発株式会社の3社は3月3日、秋田県と由利本荘市に対して各種調査実施に当たっての協力要請を、同日に行ったと発表した。
この理由は、調査の円滑な推進に当たって、関係する地方自治体と協力しながら行う必要があるためとしている。
レノバが主導するこの洋上風力発電事業では、秋田県由利本荘市沖合の沿岸からおよそ水深10m~30mの海域での設置を想定し、発電形態は着床式洋上風力発電となる。
発電出力は最大約560MWで、計画中の洋上風力発電としては国内最大級となり、これは年間一般家庭約475,000世帯分の電力量に相当するという。
発電事業で地域経済や漁業の活性化に貢献
この建設工事は、2021年度から2025年度までに実施とし、2026年度からの運転開始を予定している。
なお3社は、この発電事業を秋田県と由利本荘市の地域経済や漁業の活性化に貢献できる事業としていきたいとし、今後は、関連地域漁業関係者ほか周辺住民との丁寧な協議を重ね、計画を詰めていくとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社レノバ プレスリリース
http://www.renovainc.jp/news/detail/48