地球温暖化対策をはじめとした環境保全への取り組み
2017年2月28日、中部電力株式会社は、武豊火力発電所5号機において、木質バイオマス燃料の混焼による発電を実施すると発表した。
同社は、地球温暖化対策などの環境保全への取り組みを重要な経営課題のひとつと位置づけており、地球環境に優しい再生可能エネルギー開発の一環として、同発電所を、石炭専焼火力としてリプレース計画を進めている。
2022年3月に営業運転を開始する予定。
計画の概要
対象となる武豊火力発電所5号機は、愛知県知多郡武豊町に所在し、出力は107万kWである。
バイオマス燃料である木質ペレットを混焼し、石炭を専焼する場合と比較してCO2排出量を年間約90万トン削減する見込み。
なお、混焼率は約17%(発熱量比)で、木質バイオマス燃料の年間使用量は約50万トン、バイオマス発電電力量は年間約12億kWhとなる。
(画像は中部電力公式ホームページより)

中部電力 プレスリリース
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