九州域外初の発電所
九電みらいエナジー株式会社は、同社初の九州域外発電所となる「東広島メガソーラー発電所」が、2017年2月18日に営業運転を開始したことを発表した。
この発電所は、広島県東広島市の約1.5万平方メートルの敷地に建設されており、271ワットの太陽光パネルを4,608枚使用、出力は1,000キロワットである。
年間発電量は、一般家庭約450戸分の使用電力量に相当する、約133万キロワットアワーを想定しており、C02の削減効果は、年間で約703トンとなっている。
再エネ導入を一貫体制で
九電みらいエナジーは、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスという再生可能エネルギーの5電源すべてに関して、九州電力グループの信頼と技術を活かして、調査・計画・建設・運営管理を一貫体制で行い、長期安定稼働を実現してきた。
さらに、自社発電設備の開発・運営だけでなく、事業パートナー等との共同による再エネ発電事業や、新技術開発等に向けた実証試験への参画など、再エネ普及・拡大に向けた取り組みを展開している。
これまでに、地熱では大分県の菅原バイナリー発電所、風力では鹿児島県の長島風力発電所、バイオマスでは、宮崎県のみやざきバイオマスリサイクル発電所を操業している。
また、太陽光発電では、企業の遊休地、送電線下用地、九州電力所有発電所跡地など借用して建設を行っており、福岡県で4ヵ所、佐賀県で1ヵ所、長崎県で3ヵ所、宮崎県で1ヵ所、熊本県で1ヵ所を稼働させている。
(画像は九電みらいエナジーより)

九電みらいエナジー株式会社
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