新たな太陽光発電向け製品の国内販売を発表
シュナイダーエレクトリック株式会社※ は2月22日、すでに販売中のコンテナ型変電設備のほか、世界最大規模のパワコン(PCS)や太陽光と蓄電池双方に対応するハイブリッドインバーターなど、新たな太陽光発電向け製品を国内で販売すると発表した。
※ シュナイダーエレクトリック株式会社
エネルギーマネジメントとオートメーションのグローバルスペシャリスト。グループ全体で16万人の従業員を擁し、100ヵ国以上にて、安全で信頼性が高く、効率的で持続可能なエネルギーとプロセスのマネジメントソリューションを提供、2016年の年間売上は250億ユーロとなる。
「Conext SmartGen」 (コネクスト スマートジェン)は、IoTを活用する世界最大規模DC(直流)1,500VのPCSで、防水・防塵機能を備えた耐腐食性の筺体に格納され、30年間にわたり最大2MVAの電力を供給できるように設計されている。
PCS2台(4MW)を筺体内に格納した状態で提供するほか、工場出荷時に特別高圧機器、変圧器、PCSと相互間の配線が準備されるため、現地作業はワイヤーハーネスの接続だけとなり、工事期間を大幅に低減できるという。
「スマートグリッド EXPO」で製品展示とデモを予定
さらに、クラウドベースのモニタリングシステムを活用した稼働とメンテナンスの履歴の保存機能や自己診断機能を備えるほか、プロアクティブなメンテナンス警告(予知保全)とレポートを送信するなど、先進的な監視管理データ分析が行えるとしている。
また現在主流のDC1,000V太陽光システムに比べ、新たにDC1,500Vを採用することで高効率化のほか、機器や設備の集約による建設コストの低減、保守の容易化を実現したとのこと。同製品は、2018年中の国内納品を目指している。
このほか、監視管理ツールソフト「Conext Advisor 2」、太陽光・蓄電池両方に対応するハイブリッドインバーター「Conext XW+」の紹介もある。
なおこれらの製品は、東京ビッグサイトで3月1日から3日まで開催される「スマートグリッド EXPO」にて、製品の展示とデモンストレーションを行う予定とのこと(同社小間番号:W15-72)。
(画像はシュナイダーエレクトリックHPより)

シュナイダーエレクトリック株式会社 プレスリリース
http://www.schneider-electric.co.jp/japan/jp/company/