太陽電池モジュールの機械洗浄サービス開始
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社※ は、全国の産業用太陽光発電事業者に向け、太陽電池モジュールの機械洗浄サービスを、この3月1日から開始すると発表した。
※ ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社
リユース事業、オフグリッド(独立蓄電型)事業、グリーン電力証書事業、O&Mサービス事業、電力小売事業などのほか、自然エネルギー関連事業を展開する。本社は長野県駒ヶ根市。
太陽光発電設備の太陽電池モジュール表面には、ほこり、水垢、鳥の糞、花粉等が付着するため発電効率が低下し、この解消には人手と時間がかかることから、想定以上の保守管理費用がかかっているという。
洗浄時間短縮と洗浄ムラ・洗い残しのない作業
同社では、太陽電池モジュールの機械洗浄サービスを開始することとしたもので、自走式洗浄機「PV Cleaner」を導入することで洗浄時間を従来の3分の1に短縮し、大幅なコストダウンと洗浄ムラや洗い残しのない良好な作業ができるという。
なお、洗浄実施後5ヶ月間の発電量は、平均3%向上することを確認したとのこと。
「PV Cleaner」の特長は、組み立て式のポータブル設計により、野立て設置と屋根上設置のいずれにも洗浄施工ができるほか、落下防止センサーを搭載し、駆動能力0度~35度、モジュール間隙間走行50mm、30mmの段差走行を実現したとしている。
この洗浄サービスは、3月1日から順次開始するとし、この参考価格は、1MWで500,000円(税別、施工費・水代・諸経費含む)からとなる。
(画像はプレスリリースより)

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 プレスリリース(@PRESS)
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