“エコめがねモバイルパック”新オプションの提供開始
株式会社NTTスマイルエナジーは2月13日、太陽光発電システム向けエネルギーIoTサービス“エコめがねモバイルパック”に対し、出力制御によるスケジュール情報更新をサポートする新オプション“つながるアラカルト(出力制御)”を、同日から提供開始すると発表した。
太陽光発電の出力制御ルールに対応するには、出力制御に対応したパワコンのほか、出力制御ユニットの導入と通信回線等のスケジュール情報交信手段を用意する必要がある。
これに対し“つながるアラカルト(出力制御)”は、同社提供の“エコめがねモバイルパック”にて、エコめがねサービスの提供に加えてパワコンメーカー等各社の出力制御ユニット等機器をサポートするオプションサービスという。
発電所オーナーの発電機会損失最小化が可能に
ユーザーは、このオプションを契約することで、通信回線の契約や機器の設置工事をせずに、出力制御ユニットによるスケジュール自動更新が利用できるようになることから、発電所オーナーの発電機会損失を最小化することができるとのこと。
また同サービスは当初、日立アプライアンス株式会社製出力制御ユニット(型式名:HSS-Y10D)に対応するほか、引き続き対応可能な出力制御ユニット等機器は、対応ができ次第同社HP等で連絡するとし、この申し込みは同日から受け付けるとしている。
なお、太陽光発電の出力制御ルールは、2015年1月の省令変更にて7電力※ 管内で出力制御対応機器の設置が義務付けられ、電力会社の求めに応じて出力制御機能を整備することを条件に接続契約が結ばれている。
※ 7電力:北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の電力会社
(画像はプレスリリースより)

株式会社NTTスマイルエナジー プレスリリース
http://www.nttse.com/info/20170213.html