出力2.54メガワットの大規模発電所
いちご株式会社は、事業子会社である、いちごECOエナジー株式会社が、広島県世羅郡に建設していた「いちご世羅津口 ECO発電所」が、2017年2月11日に発電を開始したことを発表した。
「いちご世羅津口 ECO発電所」は、28,423平方メートルの敷地に建設され、パネル枚数は9,600枚で、合計出力は約2.54メガワット。年間発電量は、一般家庭約830世帯分の年間消費電力に相当する約2,993,000キロワットアワーとなっている。
地域と連携し全国で事業展開
いちごは、2012年11月に、いちごECOエナジーを設立し、新たなコア事業として、地域および地球に優しいクリーンエネルギー事業を積極的に推進しており、主にメガソーラー事業を主軸とした事業展開を進めている。
その中で、同社は、クリーンエネルギー事業を、持続可能な社会を形成する上で、公益性を持つ事業ととらえており、地域と連携した事業に取り組んできた。
同社では、こうした社会的意義に鑑み、発電所の開発に際し、山林を切り崩さない、造成により水の被害が想定される土地は使用しない、地元住民の反対があれば開発はしない、という前提を設けてきた。そのような方針のもと、事業は早期に展開し、現時点で、32の発電所を運転し、累計出力は、54.17メガワットとなっている。
(画像はプレスリリースより)

いちご株式会社
http://www.ichigo.gr.jp/