米国で2件目の太陽光発電所完成し営業運転を開始
株式会社ユーラスエナジーホールディングス※1 は1月25日、同社グループが米国ハワイ州で建設を進めていた大規模太陽光発電所が完成し、1月14日から営業運転を開始したと発表した。
※1 株式会社ユーラスエナジーホールディングス
豊田通商株式会社(持株比率60%)と東京電力ホールディングス株式会社(同40%)の合弁会社で、ユーラスエナジーグループを統括する。風力および太陽光発電事業を行い、風力発電事業では国内最大手。2001年11月1日設立で、東京に本社がある。
この発電所は、同州内での政治・経済・観光の中心となるオアフ島西側のワイアナエ地区にある。
発電所の規模は、同州最大となる総出力2万7,600kWで、発電した電力は、地場大手のハワイ電力会社に22年間販売することになっている。
事業環境の良いハワイ州での事業を今後も展開
またこれには、米国の再エネ支援策の1つとなる投資税額控除(ITC)を利用していて、豊田通商の米国法人も適用を受ける投資法人として参加しているとのこと。
なお電力の約9割を化石燃料に依存するハワイは、州政府が再生エネ比率を2020年までに30%、さらに2045年までに100%とする目標を掲げていることから、同社グループとしては、事業環境の良い同地での事業を今後さらに進めていくとしている。
この発電所は、2011年8月にカリフォルニア州で営業運転を開始したメガソーラー(総出力:4万5,000kW)に続いて、同社グループでは米国2箇所目の太陽光発電所とのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ユーラスエナジーホールディングス プレスリリース
http://www.eurus-energy.com/press/index.php?id=259