未達分を追加で募集
北海道電力株式会社は、東京電力パワーグリッド株式会社との間で、「風力発電導入拡大に向けた実証試験」を行うことを決定していたが、今回、その空枠追加募集に関わる説明会を開催することを発表した。
これは、昨年、実証実験の風力発電設備を募集し、8案件で20万キロワットの実施事業者を決定していたが、その後の実施案件の事業断念や発電設備容量の減少により、現時点で実施案件が6案件で13.65万キロワットとなっているため、当初の募集量に対する未達分(6.35万キロワット)について、新たに参加事業者を募集するもの。
離島を除く北海道の事業者を募集
説明会は、2017年2月13日月曜日の14時から。会場は、札幌市中央区の「かでる2・7」となっている。
募集対象は、風力発電の運転に必要な消費以外の自家消費電力がないことや、2021年3月末までに系統連系を開始可能なもの、などの条件を満たした事業者。
また、再生可能エネルギー特措法令に定められた指定電気事業者への接続に該当するため、北海道エリアにおいて電気の供給量が需要量を上回ると見込まれる場合において、年間720時間(部分制御考慮時間)を超えて出力を制御した場合でも。北海道電力が補償しないことに同意すること、も条件となっている。
説明会参加の応募方法等、詳細については、同社のホームページを参照のこと。
(画像は北海道電力より)

北海道電力株式会社
http://www.hepco.co.jp/info/2016/1206860_1693.html