アラブ首長国連邦(以下、UAE)での水素社会実現へ向けた共同研究
2017年01月17日、トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、アラブ首長国連邦(以下、UAE)での持続可能な低炭素社会づくりに向けた水素利用の可能性を探るため、アラブ首長国連邦マスダール社、アブダビ国営石油会社(ADNOC)、エア・リキード社、トヨタ現地ディストリビューターのアルフタイム・モータース社とともに、共同研究を行うことで合意したと発表した。
今後、水素製造、物流、スケールの拡大、事業成立性といった様々な課題に対する研究を共同で進めていくもの。
また、その研究活動の一環として、本年5月より燃料電池車MIRAI(ミライ)を使用した現地での走行・充填などに関する実証実験を開始する。
トヨタは2015年に持続可能な社会の実現に貢献するためのチャレンジとして、新車CO2排出量90%減(2010年比)等の目標を掲げ、様々な活動に取り組んでいる。
UAEの国家プロジェクト
UAE政府は、国家ビジョンである“UAE Vision 2021”のもと、大気汚染の改善、クリーンエネルギーの利用拡大、インフラクオリティ世界一などを目指すプロジェクトを現在進めている。
今回の共同研究は、ゼロ・エミッションを目指し建設中が進んでいる環境未来都市「マスダールシティ」で、今後の水素活用の可能性を探るもの。
(画像はプレスリリースより)

トヨタ自動車 ニュースルーム
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/14728144