グループのインフラ投資法人に譲渡
いちご株式会社は、保有する「いちご山口秋穂西ECO発電所」と「いちご山口佐山ECO発電所」について、いちごグリーンインフラ投資法人に譲渡する契約を締結したことを発表した。
「いちご山口秋穂西ECO発電所」は、2015年12月7日に運転を開始しており、パネル出力は約1.24メガワット。太陽光発電パネルはインリー製で、パワーコンディショナーは東芝三菱電機産業システム製、施工業者は東芝プラントシステムが担当している。
「いちご山口佐山ECO発電所」は、2014年2月3日に運転を開始、パネル出力は約2.35メガワット。太陽光パネルは東芝製で、パワーコンディショナーは東芝三菱電機産業システム製、施工業者は東芝プラントシステムが担当した。
譲渡金額は、「いちご山口秋穂西ECO発電所」が5億4,400万円、「いちご山口佐山ECO発電所」が9億2,500万円、合計で14億6,900万円となっている。
安定収益の拡大を図る
譲渡先のいちごグリーンは、いちごが培ってきた再生可能エネルギー発電設備の運営管理ノウハウを活用して、今後さらに拡大が期待される太陽光発電所等のグリーンインフラに投資を行うインフラ投資法人。
いちごグリーンは、山口県を含む中国地方に発電所を保有していないこともあり、この譲渡によってポートフォリオのさらなる分散に寄与し、太陽光発電の問題点でもある気候による収益の変動を小さくすることが期待できる。
(画像はプレスリリースより)

いちご株式会社
http://www.ichigo.gr.jp/