山形県酒田市において、バイオマス発電事業の可能性を調査
2017年7月3日、関西電力株式会社は、山形県酒田市において、バイオマス発電事業の検討を進めることとし、その可能性調査のため、山形県環境影響評価条例に基づいて、環境影響の調査・予測・評価方法等をまとめた「(仮称)酒田北港バイオマス発電事業に係る環境影響評価方法書」およびその要約書を、山形県知事と酒田市長に提出したと発表した。
バイオマス発電事業の設置場所は、山形県酒田市宮海南浜の酒田臨海工業団地で、アブラ椰子やし殻や木質ペレット等の海外バイオマスを燃料とし、発電出力は約75,000kWで、発電量は検討中だ。
同社は、提出した方法書およびその要約書を、山形県環境影響評価条例の規程に基づき公表及び縦覧・説明会を実施し、環境影響評価を通じて、地域住民や関係行政機関からの意見を聴きながら、検討を進めていくとのこと。
酒田北港バイオマス発電事業に係る環境影響評価方法書の公表及び縦覧・説明会について
方法書及び要約書は、平成29年7月3日(月)14時から8月3日(木)の期間中は閲覧が可能だが、ダウンロードして閲覧・印刷することはできない。
なお、方法書及び要約書で使用されている地図は、国土地理院の承認を得て同院発行の20万分の1地勢図及び5万分の1地形図を複製したもの。(承認番号 平29情複、第182号)
方法書等の縦覧場所は、山形県酒田市役所2階行政情報閲覧コーナー(酒田市本町二丁目2番45号)、および山形県酒田市役所環境衛生課(酒田市広栄町三丁目133番地)。また、縦覧期間は、平成29年7月3日(月)14時から8月3日(木)で、土曜日、日曜日および祝日を除く開庁時。
さらに、方法書に関する説明会は、平成29年7月13日(木)18時30分から19時30分に、酒田市本町二丁目2番10号の希望ホール(小ホール)で開催される。
また、意見書の提出は、縦覧場所に備え付けた意見書箱への投函、郵送や電子メールによる送付などの方法で行う。
(画像は関西電力公式ホームページより)

関西電力 プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0703_1j.html