アンカーインベスターは日本政策投資銀行
ゼネラル・エレクトリック社のエネルギープロジェクト向け投資組織であるGEエナジー・ファイナンシャル・サービス(以下、GE EFS)は、日本政策投資銀行をアンカーインベスターとして、日本最大級の太陽光発電事業向けファンドを組成したことを発表した。
このファンドは名称を「EFSエナジー・ジャパン投資事業有限会社責任組合」とし、他の機関投資家からの投資分も合わせて、2017年6月中旬に、約463億円の初回クロージングを行った。ファンド規模は750億円を目標とし、最大900億円まで拡大する可能性がある。
同ファンドでは、GE EFS が過半数の株式を保有して2016年に運用開始した、32メガワットの久米南太陽光発電所など、日本で操業中のプロジェクトに投資を行う。
また、日本は2030年までに再生可能エネルギー源からの電力供給を24%まで増加するという目標に向かって進んでおり、多くの国内投資家が、再生可能エネルギー市場での投資機会を求めている状況となっている。
多数の再生可能エネルギープロジェクトに参加
日本政策投資銀行は、設立以来、地域開発や環境保護、社会インフラ整備、技術や産業の創造に尽力してきており、成長資金市場の創造と活性化に向けた事業会社や金融機関、投資家と連携したリスクマネーの供給促進を目指してきた。
再生可能エネルギー分野についても長年にわたり携わってきており、最近では、多くの風力発電やメガソーラー、バイオマスや国内外の他のプロジェクトへのリスクキャピタルを提供することで、再生可能エネルギーの拡大を支援している。
そして、再生可能エネルギー分野の成長に伴う金融ニーズを満たし、長期的な投資機会を機関投資家に提供する態勢を整えている。
(画像はプレスリリースより)

日本政策投資銀行
http://www.dbj.jp/General Electric Press Releases
http://www.genewsroom.com/