パレスホテルがグリーン電力証書を購入
丸紅株式会社は、6月23日にパレスホテル東京で開催した第93回定時株主総会において、会場で使用する電力をグリーン電力でまかなったことを発表した。
グリーン電力とは、太陽光・水力・風力・バイオマス・地熱などの自然エネルギーにより発電された電力のことで、石油や石炭などの化石燃料と比べて、CO2が発生せず環境負荷が少ない、持続可能な社会の創成に向けた再生可能エネルギーである。
今回は、パレスホテルがグリーン電力証書発行事業者である、丸紅100%子会社の三峰川電力株式会社から、1,500キロワットアワーのグリーン電力証書を購入することによって、株主総会会場での使用電力をグリーン電力でまかなうことができたもの。株主総会でのグリーン電力の使用は、今回で8回目となる。
グリーン電力使用で環境保全に尽力
丸紅は、東日本大震災後、エネルギーの多様化や再生可能エネルギーへの関心が高まっている世の中の状況を受け、小川や農業用水などを利用するため環境への影響が少なく、地域の水資源を活用したエネルギーの地産地消に役立つ小水力発電事業を重要なビジネスの一つとして考え、2006年からグループ会社である三峰川電力において小水力発電に取り組んできた。
そして、三峰川電力は、グリーン電力証書の活用を通して二酸化炭素を排出しない地球環境に優しいエネルギーの最大限利用を推進し、地球環境の保全と循環型社会の構築に貢献している。
丸紅グループではグリーン電力を取り扱うことにより、国内における電力事業の環境対応を加速させるとともに、今回のように丸紅として使用する電力をグリーン電力でまかなうなど、今後も様々な形で環境への取り組みを推進していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

丸紅株式会社
http://www.marubeni.co.jp/news/2017/release/