実発電量最大化と屋内設置場所の拡大を両立
オムロン株式会社は6月22日、主に住宅用の太陽光発電システム用単相パワーコンディショナKPK-Aシリーズを、今年の8月から発売すると発表した。実発電量最大化と屋内設置場所の拡大を両立させたものという。
最近の住宅向け太陽光システムは、ZEHに対応するため小さな面積で効率的に発電する高出力のパネル搭載が求められている。
そこで新製品では、太陽光パネルからの電流入力値を、33A(4.0kWタイプ)と44A(5.5kWタイプ)への拡大を図り、太陽光発電システム高効率化に対応させており、これは屋内機としては業界最大としている。
また、変換効率を96.5%に向上させたほか、朝夕や曇りといった日照変化に対しても最大電力点を素早く感知して最適な発電を維持し、500Wの低出力時でも95.5%の高変換効率を実現している。さらに、従来は設置が難しかった洗面所や脱衣所にも設置できるよう、設置場所の拡大を実現したという。
高電流×高効率×高MPPT効率で実発電量を最大化
新製品の主な特長は、独自の回路設計により高電流のパネルにも対応できるようにしたほか、96.5%の高変換効率と高MPPT効率により最大電力点を素早く見つけて最適な発電を維持することとなる。
さらに、異物や水滴侵入の防止により、洗面所や脱衣所への設置も可能になったほか、従来機種の施工性をそのまま継承していること、また自立時の出力を大幅に拡大していることなどがある。
(画像はプレスリリースより)

オムロン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
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