静岡県伊豆の国市のメガソーラーが売電開始
日本アジア投資株式会社は6月12日、静岡県伊豆の国市に建設していたメガソーラー発電所「伊豆の国市浮橋太陽光発電所」が、このほど売電を開始したと発表した。
同発電所は、太陽光発電事業デベロッパーのリニューアブル・ジャパン株式会社と協業により、総工費約10.6億円をかけて建設したもので、その約85%はプロジェクトファイナンスにより調達したという。
同発電所は、最大出力が2.9MW(太陽電池パネル設置容量ベース)で、年間予想発電電力量は約300万kWhとなる。これは、一般家庭約650世帯分の年間消費電力量に相当する。
発電した電力は、買取価格 (FIT価格) 32円/kWh(消費税等含まず)にて、東京電力グループに売電することとなっている。
投資プロジェクト全体では23件(113.8MW)に
同社はこれまで、売電収入を源泉とする安定収益獲得のために再生可能エネルギー投資事業を行ってきており、2017年3月末現在での投資プロジェクトは、売電中が7件(13.5MW)、建設中が7件(67.5MW)、企画中が9件(32.8MW)となり、全体では23件(113.8MW)となる。
なおこのうち、同社出資持分は67.0MWと、全体の約58.9%に相当する規模になるとのこと。
(画像はプレスリリースより)

日本アジア投資株式会社 プレスリリース
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