バイオマスを主燃料とする発電所としては沖縄県内最大規模となる見通し
2017年6月15日、イーレックス株式会社は、沖縄県でバイオマス発電事業(以下、同事業)の開発を推進させるため、準備会社を設立すると発表した。
このたび、同事業に対する固定価格買取制度(24円/kWh)の適用が確実となったため、安定した収益性を確保できる目途が立ったとのことで、2020年度中の商業運転開始を目指し、2017年7月中に準備会社を設立する。
同事業は、バイオマスを主燃料とする発電所としては、沖縄県内最大規模となる見通し。
バイオマス事業の概要
同事業は、出力約5万kWのパームヤシ殻(PKS)および木質ペレットを主燃料とするバイオマス発電所を建設・運用する。
発電した電気は、沖縄ガス株式会社との合弁会社「株式会社沖縄ガスニューパワー」を通して、県内の顧客に供給する。
なお、同事業の完成後は、同社の参画するバイオマス発電所の出力合計は、2017年5月に着工した豊前プロジェクトと2017年度中に着工予定の大船渡プロジェクトと合わせた5発電所で、27万kWを超える見込みだ。
(画像はイーレックス公式ホームページより)

イーレックス プレスリリース
http://www.erex.co.jp/