メガソーラー点検業務効率化に向けた実証実験を開始
データセクション株式会社と株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパンは6月15日、業務提携を行ったと発表した。
これは、データセクションが保有する「AIを活用した映像解析技術」と、ブイキューブロボティクスが保有する「ドローンの自動航行技術」の組み合わせによる種々の「警備・点検業務の完全自動化」実現に向けたもので、各種領域でのドローン活用を促進し、「安心・安全な社会」実現に寄与するものとなる。
この取り組み第一弾として、メガソーラーの点検業務効率化に向けた「実証実験」をすでに始めていて、今年中の「商用化」を目指すという。
ドローンは、登場してから種々の領域での活躍が期待されているものの、現時点ではその「操縦」や撮影された「映像の確認作業」は人力で行っていることから、業務効率化の点では課題が多く活躍する領域が限られるため、この解決を図る狙いがある。
取り組みは国内だけでなく海外展開も視野
この取り組みは、定期的に航行するドローンの映像を収集・解析し、ソーラーパネルの故障を無人かつ早期に検出することで、業務の効率化と発電効率の最大化を支援するものとなる。
現時点の開発状況としては、パネル識別と異常個所の検出は実現できていて、今後更なる精度向上を行うことで、2017年中の商用化を目指すとのこと。また、この取り組みは国内だけでなく海外展開も視野に入れている。
(画像はプレスリリースより)

データセクション株式会社 プレスリリース
http://www.datasection.co.jp/news/