岩手県岩手郡で「くずまき第二風力発電所」の建設着手
電源開発株式会社(Jパワー)は6月8日、100%出資の事業会社株式会社ジェイウインドくずまきを通じて、岩手県岩手郡にて「くずまき第二風力発電所」の建設工事を開始した、と発表した。
株式会社ジェイウインドくずまきは、東京都中央区に本店を置く、資本金500万円のJパワーの100%子会社。
国内風力発電所24地点目で、合計出力44,600kW
くずまき第二風力発電所は、岩手県岩手郡葛巻町上外川高原に位置し、日立製作所製の大型風力発電機、出力2,000kWを16基、出力2,100kWを6基、合計出力44,600kWを設置する。
2019年3月の営業運転開始を目指し、環境保全に配慮しつつ安全な工事を進めるとのこと。
Jパワーグループにとって、岩手県ではグリーンパワーくずまき風力発電所に次いで2地点目の風力発電所となる。
Jパワーグループが、6月8日時点で日本国内において運転中の風力発電事業は、22地点、合計出力444.960kWである。
現在、北海道せたな町において、出力3,200kWを16基設置した合計出力50,000kWの「せたな大里ウインドファー」を、2019年の稼働を目指し建設中である。
今回と併せると、日本国内24地点、合計出力539,560kWとなる。
海外では、2008年にポーランド・ポモージェ県で、出力2,000kWを24基設置した「ザヤツコボ風力発電所」が稼働している。
(画像はプレスリリースより)

電源開発株式会社のニュースリリース
http://www.jpower.co.jp/