「タイムズクラブ」の会員を対象としたアンケート
駐車場事業「Times(タイムズ)」などを展開するパーク24株式会社は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に『電気自動車に関するアンケート』を実施し、2017年6月9日その結果を公開した。
やはり気になる「航続距離」や「充電ステーション」
パーク24では、クルマの運転や交通に関するアンケートの調査結果を毎月9日に公開しており、今月は「電気自動車」に関するアンケート結果が発表している。
今回の調査では、電気自動車の重要な関心事である「航続距離」や「充電ステーション」などにスポットを当ててアンケートした。
航続距離は「101km~200km」と認識する人が最多
電気自動車の充電1回あたりの航続距離に関する認識調査では、メーカが発表しているカタログ値での航続距離について、「101km~200km」と認識している人が26%となり最高値を示した。
現在販売されている電気自動車は、主に1回充電あたりの航続距離がカタログ値で「120km~280km」となっていて、今回も「100km以下」との回答が40%ほど有るものの、より現実に近い認識を持つ人が増えた結果が見て取れる。
電気自動車の普及は「価格」の低下と「航続距離」の延長に期待
その他、ガソリン車以外のクルマを購入する場合、どの種類を購入したいかを聞いた調査では、「ディーゼル」が17%と最も多く、ガソリン車以外は「検討したことがない」と回答した人が7割を占めるという結果が現れた。
また電気自動車を購入する動機付けになるのはどういった場合かと言う質問では、「価格が手ごろになったら」が45%と最も多く、「航続距離に不安がなくなったら」「充電ステーションが増えたら」が続いている。
このことから調査では、電気自動車の「価格」に手ごろ感が出てくればより購入を検討する人が増え、今後の普及に繋がるかもしれないとまとめている。
(画像はプレスリリースより)

日経プレスリリース パーク24株式会社 プレスリリース
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