二国間共同研究を通じた両国の連携強化目指す
2017年5月24日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、ドイツ連邦教育研究省(以下、BMBF)と、二次電池分野においてさらなる協力関係を構築していくことに合意し、2010年9月に締結した、同分野における協同活動に関する基本協定書(以下、MOU)を改訂する共同宣言(以下、同共同宣言)に署名したと発表した。
2010年9月に締結したMOUにより、これまで計4回の共同ワークショップを開催するなど、両国の協力関係を深化させてきた。
このたびの同共同宣言の調印に伴い、NEDOはBMBFとともに、非競争領域の次世代蓄電池技術に関する情報交換や研究者交流などを行うと共に、両国間の共同研究を推進し、さらなる連携強化を図る。
二次電池分野における協同活動に関する基本協定書(MOU)の概要
目的は「相互に興味のある分野における」協同活動を特定するために協調活動を促進することだ。
また、相互興味分野である二次電池において、協同活動として研究情報の交換・ネットワーキングのための共同ワークショップ・共同研究者交換に、今回の改訂で二国間共同研究の実行が追加された。
なお、有効期間は、今回の改訂で見直され、締結日から3年間となった。
(画像はNEDO公式ホームページより)

NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100774.html