ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパークの営業運転を開始
ソフトバンクグループのSBエナジー株式会社と三菱UFJリース株式会社は5月24日、2017年6月1日より大規模太陽光発電所「ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパーク」の営業運転を開始する、と発表した。
出力約32.3MW、年間予想発電量約35.6GWhのメガソーラー
ソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパークは、鹿児島県姶良郡湧水町の公有地約36万2,000平方m(約36.2ha)に建設する出力最大約32.3MWのメガソーラーである。
年間予想発電量は約35,582MWhで、一般家庭約9,883世帯分の年間電力消費量に相当する電力を供給する。
メガソーラーの運営は、SBエナジーと三菱UFJリースが折半出資で2013年1月22日に設立した「鹿児島湧水ソーラーパーク合同会社」が行う。
運転開始は、2017年6月1日を予定している。
2017年の稼働施設5か所、建設予定3か所
SBエナジーが共同運営を含め2017年に運転を開始したメガソーラーは、茨城県潮来市新宮における出力約1.7MWの「ソフトバンク潮来ソーラーパーク」、静岡県浜松市の約43.4MW「ソフトバンク浜松中開ソーラーパーク」、広島県世羅郡世羅町小国の約5.7MW「ソフトバンク広島世羅ソーラーパーク」の3施設である。
今回のソフトバンク鹿児島湧水ソーラーパークを加えると4施設合計で、83.1MWになる。
また、SBエナジーと三菱UFJリースは、北海道苫小牧市の約29.8MW「とまこまい勇払メガソーラー」の運営事業を2017年3月17日に取得した。
北海道勇払郡安平町源武においては、SBエナジーと三菱UFJリース共同で、国内最大規模の蓄電池併設型メガソーラー発電所、約64.6MW「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」の2020年度中の運転を目指し5月の建設開始を予定している。
インベナジー・ジャパンとSB エナジーは共同で、2018年度の運転を目指し、福島県福島市松川町において約10.5MW「クイーンズ太陽光発電所」、長野県南佐久郡小海町において約10.4MW「小海高原太陽光発電所」を計画中である。
SBエナジーは、今後とも単独または共同でメガソーラーをはじめとする自然エネルギー発電所の建設と運営を推進するという。
(画像はプレスリリースより)

SBエナジー株式会社のニュースリリース
http://www.sbenergy.co.jp/ja/news/pdf/press_20170524_01.pdf