リチウムイオンバッテリーを使用
2017年5月26日、株式会社デンソーは、車載用リチウムイオンバッテリー式冷凍機を開発したと発表した。
今回開発された新製品は、エンジン停止時にでも冷凍運転が出来る従来の冷凍機を進化させた新製品となっており、従来型と比較し、充電時間の半減、電池の小型化と軽量化による燃費向上を実現したとしている。
ヤマト運輸の車載用冷凍機に採用
同製品は、電池にリチウムイオンバッテリーが採用されている。
従来型の鉛バッテリー式冷凍機と比較して充電時間が、従来の約半分の2時間以内となっており、積み込み時間や休憩時間内に充電を行うことで、時間を有効的に使うことが出来るようになるという。
又、約6割の軽量化が実現され、総重量が50Kgになっているという。これによって、燃費向上を図り、積載量を確保して集配効率を向上させることが出来るとしている。
更には、電池寿命も約4倍になっており、電池交換費用の削減、メンテナンスによる休車日の減少と集配業務全般の効率化にも貢献出来るという。
今回、環境配慮と品質向上を両立出来る製品として評価され、ヤマト運輸の車載用冷凍機に採用されることになったとしている。
(画像はプレスリリースより)

デンソー ニュースリリース
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