インドでのルーフトップ太陽光発電設備提供で協業
株式会社日立ハイテクノロジーズは5月25日、インドのクリーンマックス社と日本企業のインド拠点へのルーフトップ太陽光発電設備提供による協業に合意したと発表した。
クリーンマックス社は、インド共和国マハーラーシュトラ州ムンバイ市に本社があり、ルーフトップ太陽光発電の設計・施工・調達等を行っている。
インドでは、国家ソーラー発電導入計画が2015年6月に改定され、2022年までに累計100GWの太陽光発電設備の導入が計画されていて、風力発電を含む再生可能エネルギーにより全消費電力の16%をカバーする計画が実施されている。
将来的にはインド以外の地域での両社協力展開も視野
この計画では、太陽光発電設備のうちルーフトップ用途が40%を占めている。
これは、同国の豊富な日射量と安価な設置コストから、化石燃料等の火力発電をベースとする電力より供給コストが安いためで、今後は長期にわたりルーフトップ太陽光発電の高成長が見込まれているという。
なお同社は、信頼性の高い太陽光パネルとその関連機器の調達のほか、日系のローコストファイナンス提供などで進出企業を支援するとともに、将来的に両社は、インド以外の地域での協力展開も視野に入れている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社日立ハイテクノロジーズ プレスリリース
http://www.hitachi-hightech.com/