南阿蘇村湯の谷での地熱資源量把握調査事業に採択
株式会社レノバは5月22日、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が公募していた「平成29年度地熱資源量の把握のための調査事業費助成金交付事業」に、同社を含む3社共同事業者グループが、5月17日に採択されたと発表した。
これは、熊本県南阿蘇村湯の谷地域における地熱資源量調査に対するもので、地熱開発を計画する3社共同事業者グループ(株式会社フォーカス、株式会社レノバ、デナジー株式会社)として応募していたもの。
この調査エリアは、株式会社フォーカスの子会社が所有する熊本県南阿蘇村湯の谷となる。
調査は、坑井掘削工事(地熱資源量を把握するための井戸掘削)、抗内検層・坑井試験(掘削した井戸の特性把握のための試験)、坑井地質調査(掘削した地質を分析・確認)を行った上で、得られた結果から地熱資源量を評価し、今後の開発計画を立案する手順となる。
安心・安全と低環境負荷のエネルギー供給体制を実現
なお温泉モニタリングは、同グループ調査エリアの外周部にて、同様に地熱資源量調査を行う他事業者グループと平成27年度から共同で実施している。
同社では、再生可能エネルギー開発事業の推進に当たって、地域との積極的な対話を通じて共生・発展を目指すとともに、安心・安全と低環境負荷のエネルギー供給体制の実現に貢献していくとしている。
(画像は株式会社レノバHPより)

株式会社レノバ プレスリリース
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