南相馬川房発電・メガソーラー発電所の建設に着手
株式会社NTTファシリティーズと北芝電機株式会社は5月23日、共同で設立した南相馬川房発電合同会社が、福島県南相馬市内において「南相馬川房発電・メガソーラー発電所」を建設する、発表した。
出力約14,256kW、年間想定発電量約15,900MWh
南相馬川房発電・メガソーラー発電所は、福島県南相馬市小高区に位置し、出力約14,256kW、年間想定発電量約15,900MWhで、一般家庭の年間消費電力約4,400世帯分に相当する。
工事開始日は2017年5月24日、発電開始日は2018年9月1日を予定しているという。
今回建設する太陽光発電所は、福島県再エネ復興支援事業に採択された事業である。発電事業の収益金の一部は、福島県再生可能エネルギー復興推進協議会を通じて、避難解除区域など12市町村の地域貢献・復興支援事業に活用される。
NTTファシリティーズは、3月千葉県香取市において、出力約3.12MW、年間想定発電量約3,412MWhの「F香取太陽光発電所」の建設を開始している。発電開始は、9月下旬の予定である。
また、今年竣工し発電中の太陽光発電所は、岡山県井原市の出力約1.68MW「F井原太陽光発電所」、愛知県豊田市の出力約1.80MW「F豊田篠原太陽光発電所」、千葉県長生郡長柄町の出力約1.91MW「F長柄太陽光発電所」の3施設である。
今年稼働するメガソーラーは、建設中を含め今回で5番目となり、総出力約22.77MW、年間想定発電量の総計は約25.42GWとなる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社NTTファシリティーズのニュースリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/2017/170523.html