多様な電源供給方式に対応
株式会社インフォミクスにより運営されている、電力の可視化を中心に、節電・省エネに関するサービスを提供している電力見える化本舗は、太陽光発電遠隔監視システム「てるてるモニタ(プロ)」を新発売したことを発表した。
同社では、これまで、インターネット回線が無い遠隔地からでも、太陽光発電の稼働状況をメール送信するシステム「てるてるモニタ」を提供していたが、今回、施工会社・電気工事会社向けのプロモデルを発売したもの。
同製品の最大の特徴は、電源供給部分を大きく変更し、端子台方式を採用したことであり、これにより、コンセントボックスを設置せずに、VVFケーブル等を直接差し込んで利用することが可能となった。
また、単相100/200Vだけでなく、三相200Vでも動作するため、三相パワーコンディショナー採用の発電所において、新たに電灯契約を行うことなく設置することもできる。
接続端子の数を増やすことで、パワーコンディショナーのエラーを接点入力で受信したり、日照計や温度計をアナログ入力端子に接続したりと、カスタマイズも可能だ。
こうした機能により、発電量だけではなく、電圧が測定できるため、抑制状況を類推することも可能であり、多様な観点からの監視を実現している。
多彩な構成例を提供
「てるてるモニタ(プロ)」は、産業用の太陽光発電システムに特化するため、基本構成をシンプルにして、オプションを充実させており、発電所の構成や、用途に応じて多彩な組み合わせができる。
また、従来の家庭向けモニタとは違い、詳細な計測データを要望する声に応え、60分間隔で配信していたレポートを、今後は 5分、30分といった単位で通知できるシステムも検討している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社インフォミクス
http://eco.infomix758.co.jp