熊本地震被災地に3電源出力のポータブル電源を無償提供
アンカー・ジャパン株式会社は5月23日、熊本地震被災地への災害用備品として、スマートサバイバープロジェクトの運営するスマートサプライを通じ、5月から「Anker PowerHouse」100台を無償提供すると発表した。
同製品は、キャンプ及び緊急・災害時バックアップ用の蓄電池として利用可能な、AC/DC/USBの3種類の出力方式を備えたポータブル電源で、4つの急速充電対応USBポート(PowerIQ 対応)に加え、ACコンセントとDCシガーソケットからも接続機器を充電できる。
今回提供された製品は、熊本地震の被災地以外にも、今後の災害に備えた緊急支援物資として活用されるとのこと。
スマホはUSBポートから約40回の充電が可能
ACコンセントから出力可能なため、災害時やキャンプなどで使われるミニ冷蔵庫や調理器、またキャンピングライトやノートPCにも給電できるほか、緊急時用の蓄電池としても使用できる。
スマートフォンの場合、USBポートから約40回の充電ができる400Wh以上の容量を搭載する。ノートパソコンは、ACコンセントから約15回充電ができる。またキャンピングライトであれば連続約100 時間、ミニ冷蔵庫は連続約7時間、TVなら連続約4時間使用可能という。
このほか、バッテリーマネージメントシステム(BMS)により電圧や温度を適切に管理し、高い安全性を実現している。また、アクティブ方式のセル・バランシングを採用することで、バッテリーのエネルギー効率最適化と、バッテリーの寿命の長期化も実現していることも特徴となる。
Amazon.co.jp 他販売チャネルで6月6日から発売
なお、同製品の一般発売は、Amazon.co.jp およびその他販売チャネルにて、2016年6月6日からの発売を予定している。オンライン直販価格は 50,000 円(税込)を予定している。
【製品の仕様】
容量 14.4V / 434Wh
入力 DC 16.8V / 7.5A
出力 DC: 12V / 10A
AC: 110V ~ 1.29A
USB: 5V / 6A (各ポート最大 2.4A)
出力ポート数 DC x 1、AC x 1、USB x 4
サイズ 約 200 x 145 x 65mm
重さ 約 4.3kg
パッケージ内容
- Anker PowerHouse 本体
- AC アダプタ (約 300cm)
- Micro USB ケーブル (約 60cm)
- DC ケーブル
- 取扱説明書
(画像はプレスリリースより)

アンカー・ジャパン株式会社 プレスリリース
https://jp-anker-prd-assets.s3.amazonaws.com/uploads/ Amazon.co.jp 直販発売ページ:
http://www.amazon.co.jp/dp/B01934ZJFY