"イザ"というときも、"普段使い"としても利用できる
京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は5月16日、イベントでの来場者サービスや災害時の通信確保に活用できる小型・軽量な可搬型Wi-Fiステーションを、5月16日から提供を始めると発表した。
同商品は、商用電源がない場所でもWi-Fiスポットを簡単に構築できるコンパクトなシステムで、無線LAN アクセスポイント、PoEスイッチ、バッテリーなどの機材を持ち運び可能なケースに収容していて、簡単に組み立て可能となっている。
花火大会などのイベント会場や避難所におけるWi-Fiスポットの提供に活用でき、AC100V出力を備えているため災害時には非常用電源、平時は無停電電源装置(UPS)としても利用できる。
防水防塵性能に優れる屋外タイプは太陽光発電も可能
なお同商品には、防水防塵性能に優れた屋外タイプと、より小型・軽量化された屋内タイプの2タイプがあり、屋外タイプでは商用電源がない場所でも12時間使用可能で、オプションの拡張バッテリー、太陽光発電により稼働時間を延長することができる。
またAC100V出力を備えていることから、災害時にはスマートフォンなどを充電する非常用電源としても利用できる。
なお、この提供開始は屋外タイプは5月16日から、屋内タイプは6月15日としており、最小構成での機器セット価格は、屋外タイプが700,000円(税抜)、屋内タイプが350,000円(税抜)とのこと。
(画像はプレスリリースより)

京セラコミュニケーションシステム株式会社 プレスリリース
http://www.kccs.co.jp/release/2016/0516/