「ハイブリッド5.0kWh」タイプを7月から販売
東芝ライテック株式会社は4月14日、定置式家庭用蓄電システム「eneGoon(エネグーン)」の新製品として、太陽光発電と直流連携できる複合型パワーコンディショナを採用した「ハイブリッド5.0kWh」タイプを7月から販売すると発表した。
電力需要の平準化と再生可能エネルギーの有効活用が求められている今、蓄電システムは重要な構成要素となるが、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)では、太陽光発電、省エネ機器と蓄電システムを統合制御することが必要となる。
また、2019年以降、FIT制度の固定買い取り期間が終了する需要家の太陽光発電を継続して有効活用することや、ネガワット取引市場でのアグリゲータによるVPP(バーチャル・パワー・プラント)の活用が期待されている。
太陽光発電と直流連携できる複合型パワコン採用
このため蓄電システムには、高度なエネルギーマネージメントシステムに対応できることと、充放電機能(高出力、充放電回数、寿命劣化)の優れることが求められるほか、システムとしても太陽光発電で創った電気を効率よく蓄電池へ蓄え、電力の地産地消を促進することも求められる。
同社はこうしたニーズに応えるべく、太陽光発電と直流連携できる複合型パワーコンディショナを採用したハイブリッド5.0kWhタイプをラインアップしたもので、少ないロスで効率的な充電ができる特長がある。
また、スタンダードタイプについては、従来モデルから高容量化を図った7.4kWhタイプも、5月からラインアップする。両タイプともに、東芝二次電池SCiBを採用しており、長寿命・高出力・低温特性に優れ、高い安全性を実現している。
(画像はプレスリリースより)

東芝ライテック株式会社 プレスリリース
http://www.tlt.co.jp/tlt/press_release/p160414/p160414.htm