イーレックスと沖縄ガスとが沖縄ガスニューパワーを設立
イーレックス株式会社※ は4月5日、沖縄県内での電力供給に向けて、沖縄ガス株式会社との間で合弁会社「株式会社沖縄ガスニューパワー」を、同日付けで設立することを決定したと発表した。
イーレックスは、「沖縄地域進出に向けた検討開始のお知らせ」(平成27 年10月30日)にて公表の通り、沖縄電力管内への新規参入に向けたフィージビリティ・スタディを行ってきた。
そして、沖縄県内で地域に根差した営業展開を行うためには地元有力企業との協業が不可欠との認識のもと、沖縄県内唯一の都市ガス事業者である沖縄ガスと事業スキームについて協議を重ねた結果、小売電気事業者として合弁会社を設立することで今回合意したという。
合弁会社は沖縄県内での安価なエネルギー供給を推進
同社は今後、沖縄ガスが長年に渡って培ってきた地元での信頼と、新電力として電力自由化当初から事業展開を進めている同社の知見を活かし、沖縄県内での安価なエネルギー供給を推進していくとしている。
【合弁会社の概要(予定)】
名 称:株式会社沖縄ガスニューパワー
所在地:沖縄県那覇市西3丁目13番2号
代表者:代表取締役社長 湧川直明
資本金:10百万円
設立日:2016年4月5日
事業内容:電力小売事業
出資比率:イーレックス:60%、沖縄ガス:40%
※ イーレックス株式会社
新電力として、バイオマス発電所を中心に自前の発電所での発電事業を行うほか、電力の販売・買取事業を行う。1999年設立で昨年12月に東証1部に上場上場し、2015年3月期売上高は171億円。本社は東京都中央区日本橋。
(画像はイーレックス株式会社HP)

イーレックス株式会社 プレスリリース
http://tyn-imarket.com/pdf/2016/4/5/140120160405451044.pdf