コンパクトな4.2kWh型と大容量の8.4kWh型の2機種
シャープ株式会社は4月4日、自社製クラウドHEMSとの組み合わせにより、電気の使用状況や天候に応じて最適なエネルギーマネジメントができる住宅用「クラウド蓄電池システム」の新製品を発売すると発表した。
リチウムイオン蓄電池は、コンパクトな4.2kWh型「JH-WB1621」と大容量の8.4kWh型「JH-WB1622」の2機種を揃えた。
4.2kWh型は、従来機から体積比約34%の小型化を図り、業界最小クラスのコンパクトサイズを実現。横幅を50cmに抑え、スペースが限られた住宅にも設置し易くした。
また8.4kWh型は、横幅70cmのコンパクトなボディながら大容量化しているため、電力を多く使う家庭での普段使いはもちろん、万が一の停電時にも安心できる。
従来機比約1.5倍の長寿命設計
そして、蓄電池と太陽光発電システムを1台で制御できるハイブリッドパワーコンディショナの新製品「JH-42GM2P/JH-55GM3P」と組み合わせることで、さらなる省スペース設置が図れるという。
さらに、従来機比約1.5倍の長寿命設計により、約12,000回(従来機は約8,000回)の充放電を繰り返しても初期の約70%の容量を維持できるとのこと。
同社は、太陽光発電システムや蓄電池などの「創エネ/蓄エネ機器」とエアコンや冷蔵庫などの家電製品を連携させ、家全体で電気を賢く制御することにより、省エネで快適な暮らしを実現するエネルギーソリューションを提供していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

シャープ株式会社 プレスリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/160404-a.html