販売会社を検討中は2割、既に販売会社を選んだのは1割
MMD研究所は3月30日、20歳以上69歳以下の男女2,208人を対象に「電力自由化に関する意識調査」を実施致した結果を公表した。
調査は、この3月17日から20日までの4日間、20歳から69歳までの男女に対しインターネットにより行なったもので、2,208人からの有効回答を得たもの。
この結果、販売会社を検討しているのは2割、既に販売会社を選んだのは1割で、光コラボの利用有無で電力自由化に伴う販売会社の検討・申し込みに差が出たという。
また、検討・申込者のうち、携帯電話とのセット割を検討・申し込み理由に挙げたのは約2割で、検討する際に欲しいサービスは、「料金のシミュレーション」が約5割だった。
光コラボ加入の有無で販売会社の検討・申し込みに差
電力自由化について、回答者の考えに近いものを聞くと、「なんとなく理解はしているが、電力自由化に合わせて販売会社を検討するまでに至っていない」が37.0%で最多となり、続いて「電力自由化については利用を検討したことがあるが、電力自由化に合わせて販売会社を選ぶには至っていない」が20.0%となった。
これを認知から利用までのファネルで表すと、「認知」94.4%、「サービス会社認知」80.1%、「内容理解」67.0%と続き、「利用検討」では30.0%、「申込み」まで至っているのは10.0%となった。
インターネット回線と携帯電話のセット割引「光コラボ」について同じく認知・利用について聞くと、「光コラボについて、サービスは聞いたことがあるが、入っていない」が40.4%で最多となり、「光コラボというサービスそのものについて知らない」が29.4%と続いた。
そして光コラボ加入の有無での違いをみると、電力自由化に伴い販売会社を選んでいると回答した割合は、光コラボ加入者で15.6%と、光コラボ未加入者の8.7%や「光コラボを知らない」と回答した人の5.9%より多く、やや違いがみられたとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

MMD研究所 プレスリリース
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1545.html