ユーラスエネジーの大規模ウインドファーム
日本生命保険相互会社は、株式会社ユーラスエネジーホールディングス100%出資会社が、静岡県賀茂郡河津町にて実施する風力発電プロジェクトに融資を実行したことを発表した。
この案件は、株式会社ユーラスエネジー河津に対して、風力発電の事業資金として8億円を融資したもの。
建設された風力発電所は、名称が「ユーラス河津ウインドファーム」で、発電規模は16,700キロワット、2015年5月に営業運転を開始している。一般家庭約1万2,000世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約22,000トンの二酸化炭素の削減効果が見込まれている。
成長・新規領域への融資で経済振興に寄与
今回の融資は、日本生命として初めての風力発電プロジェクトへの融資となる。同社は、2015年から2017年までの3カ年経営計画において、成長・新規領域に対して、3年から5年で最大1兆円の投融資を目指しており、今回も環境領域という成長・新規領域への融資と位置づけている。
一方、ユーラスエナジーグループは、1986年にアメリカにおいて初めて風力発電事業へ進出を果たした後、ヨーロッパ各国で事業を展開、さらに日本でも風力発電事業を開始し、国内でトップのシェアを誇る。世界有数の風力発電開発事業者として、現在も数多くの事業を推進している。
今後も、周辺環境との調和や地域活性化に取り組みながら発電施設の健全運営を目指すと共に、地球環境保全の一翼を担っていく意向を示している。
(画像はプレスリリースより、『出展』株式会社ユーラスエネジーホールディングス)

日本生命保険相互会社 ニュースリリース
http://www.nissay.co.jpユーラスエナジーグループ
http://www.eurus-energy.com/index.html