世界各地で製造・供給標準化
3月23日、ダッソー・システムズ株式会社は、風力発電設備の専業最大手であるVestas Wind Systems A/S(以下、ヴェスタス社)が同社製造オペレーション管理に「サステナブル・ウィンド・タービン」を採用したと発表した。
これによりヴェスタス社は、世界各地の拠点をまたぐ製造・供給の課程を標準化し、今後の拡張計画が推進可能となる。
柔軟性が必要
風力発電は、2025年までに世界の電力消費量の10%を占めると推定されている。
変化が激しい中、風力タービンメーカー各社では高品質で信頼性の高い製品を求められている。それだけでなく、需要が豊富な市場で現地の要件通りに製造する柔軟性が必要だ。
世界各地に19の製造施設
ヴェスタス社では、世界各地に19の製造施設を展開。「サステナブル・ウィンド・タービン」の採用により、製造オペレーションをリアルタイムで可視化・管理できる。現行システムともセキュリティ上の安全を保ちながら統合できる体制となった。
世界中の各工場でどの製品でも生産できる体制を構築し、コストと品質目標を確実に実現することを目指している。
(画像はプレスリリースより)

ダッソー・システムズ株式会社プレスリリース
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