NTTスマイルエナジーの新電力向け『エコめがね』
エネルギーの見える化サービスなどを提供する株式会社NTTスマイルエナジーは、家庭向け太陽光発電遠隔モニタリングサービス『エコめがね』の新電力向けとなる、新プラットフォームを開発。
また同時に株式会社日本エコシステムが提供する、「じぶん電力」にも採用されたことを発表した。
カスタマイズにより電力料金精算も可能に
今回の新プラットフォームとなる『エコめがね』は、じぶんの家で消費する分の、電力料金精算も可能なようにカスタマイズされ、「じぶん電力」のようなPPA(電力会社と発電者の間で締結する、電力販売契約)モデルにも利用可能となった。
海外で普及が進むこのPPAは、自宅の太陽光パネルで発電した電力をそのまま消費し、一般電力会社の系統を使用しない。これにより託送料金が不要になり、電気代において優位性を保つことができるシステムである。
また政府の推進する「ZEH」(家庭での省エネ促進)政策とも親和性が高く、サービスの拡張性と差別化要素も高い。そして今後激しくなる新電力間の、単純な価格競争の影響も受けにくくなる。
現在では800MW以上の太陽光発電設備でも導入
NTTスマイルエナジーの『エコめがね』は、施主と同時に販売会社も発電状況を確認できる。そのためメンテナンスの際も活用され、設備の安定稼働に加え太陽光発電の普及にも貢献している。
こういった実績から、現在では800MW以上の太陽光発電設備にも『エコめがね』が導入されている。
このようなNTTスマイルエナジーの取り組みと『エコめがね』の導入実績、およびクラウドを活用したサービスの拡張性が評価され、今回「じぶん電力」での電力計測用サービスとして採用されたといえる。
(画像はニュースリリースより)

株式会社NTTスマイルエナジー ニュースリリース
http://www.nttse.com/info/20160317.html株式会社NTTスマイルエナジー
http://nttse.com/