売電先は東京電力
株式会社プロスペクトは、かねてより建設を進めてきた、茨城県牛久市の奥原字池ノ台発電所が完工し、売電を開始したことを発表した。
同発電所の敷地面積は34,049平方メートルで、出力は約1,780.2キロワット。売電先は東京電力で、売電価格は1キロワットアワーあたり36円(税抜き)を予定しており、推定売電収入は約5,200万円、20年間累計で約10億4,000万円を見込んでいる。
全国で太陽光発電所を計画
プロスペクトは、マンションの分譲などの不動産事業を手がける企業であるが、社会の環境変化の中で、新たな事業として、さまざまな自然エネルギーの中で早期に建設が可能である太陽光発電事業に着目した。
太陽光発電プロジェクトは、伸和工業株式会社との業務提携によって推進され、平成27年3月には、兵庫県朝来市にて同社として第1号となる太陽光発電所の操業を開始。
その後、2016年2月には岩手県陸前高田市において太陽光発電所を開所し、現在、宮城県仙台市、千葉県山武市、成田市、広島県東広島市などに建設が計画されている。
同社は、環境を考えたクリーンエネルギーである太陽光発電事業について、今後も全国的に展開し、収益面でも確かな成果を達成していく意向を示している。
(画像はプロスペクトHPより)

株式会社プロスペクトプレスリリース
http://www.prospectjapan.co.jp