定期的な電池交換不要の光発電時計、「エコマーク商品」
シチズンは3月17日、アナログ式光発電腕時計としては世界最薄となる光発電エコ・ドライブ※1 ウオッチ「Eco-Drive One」を、この秋に発売すると発表した、同社の光発電時計開発40周年を記念したフラッグシップモデルとなる。
※1 エコ・ドライブ
定期的な電池交換が不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランド。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されている。
同製品に搭載するムーブメントは、部品の構造や加工を元から見直しを行い、新たに工夫を多数盛り込んだ結果、薄さわずか1.00mmと従来比半分に仕上げた。
またケース厚は2.98mmと、どちらもアナログ式光発電時計としては世界最薄を実現していて、その研ぎ澄まされた薄さにより、腕に纏ったときの美しさと心地よさが実感できるという。
フラッグシップモデルに相応しい高い完成度
このほか、フラッグシップモデルに相応しい高い完成度を目指し、外装には薄い構造でも堅牢で強固な新素材「バインダレス超硬合金」※2 と「サーメット」※3 を採用、キズや衝撃から時計を守ると同時に、時計の持つ美しさをより長く持続させる。
※2 バインダレス超硬合金
優れた硬さ、耐食性、耐酸化性を有する素材で、鏡面精度が高い特性を活かし今回初めて限定モデルのべゼルと裏ぶたに採用した。素材硬度は、ビッカース硬度:2,100以上と、ステンレスの10倍以上となる。
※3 サーメット
「薄さ」と「強度」の相反する要素を満たす素材で、限定モデルのケースと、メタルバンドモデルのべゼルに採用。チタンベースの硬い粒子で構成され、素材硬度がビッカース硬度1,500を有する超硬合金。金属の光沢が美しい仕上がりを実現している。
なお、太陽光だけなく部屋の僅かな光もエネルギーに変え、時計を動かし続けるシチズンの光発電時計「エコ・ドライブ」は、同社が持つ最先端の光発電技術を体現するフラッグシップモデルとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

シチズン プレスリリース
http://citizen.jp/news/2016/20160317-eco.html