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2025年06月14日(土)
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東芝三菱電機産業システム、太陽光発電市場の拡大に向けタイに現地法人を設立

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東芝三菱電機産業システム、太陽光発電市場の拡大に向けタイに現地法人を設立

高性能製品による太陽光発電ビジネスモデルの確立へ
東芝三菱電機産業システム株式会社(以下、TMEIC)は23日、タイのバンコク市に販売とエンジニアリング、およびサービスを行う現地法人「TMEIC Asia (Thailand)」を設立し、2016年2月より営業を開始したことを発表した。

東芝三菱電機産業システム
TMEICは、現在、産業用モーターや太陽光向けパワーコンディショナー(PCS)などのパワーエレクトロニクス製品を北米やインド、中国等で製造しており、その大きな仕向け地が東南アジア市場となっている。

さらに、東南アジア市場の中でも、日系製造業が数多く進出し、産業インフラや社会インフラの持続的な発展が期待されるタイにおいては、現地に根差した販売、エンジニアリングおよびサービス体制を確立し、顧客の要望に迅速かつ適切に対応することが求められている状況だ。

また、タイの地理的特徴を考えてみると、日射量が多いことから、今後太陽光発電の需要が増加することが見込まれている。

同社の高効率PCSを使った太陽光発電による電力を提供し、その電力エネルギーを高効率パワーエレクトロニクス製品やモーター駆動用の高効率ドライブ装置によって最適な形で制御して使うというビジネスモデルを確立することで、タイにおける環境負荷の低減に寄与し、循環社会の構築に貢献していく。

規制緩和で経済発展が期待
東南アジアは、ASEAN経済共同体(AEC)および環太平洋経済連携協定(TPP)による規制緩和やルールの共通化を通じて、これまで以上に一体的な経済圏として発展することが期待されている。

TMEICでも、東南アジア市場の重要性を認識し、同地域における産業用電機品・システムの販売、輸出入、エンジニアリング、アフターセールスサービスを行う会社として、シンガポールに拠点を置く「TMEIC Asia」を設立。昨年には、その傘下として、インドネシアにも現地法人を設立しており、今回のタイの法人は東南アジア3番目の拠点となる。

また、フィリピンやベトナムといったその他の東南アジア各地域での重要市場においても、それぞれの需要に見合った事業体制を強化していく予定であり、2017 年には TMEIC Asia社の売上高を 1億ドル以上とした考えだ。


外部リンク

東芝三菱電機産業システム株式会社 プレスリリース
http://www.tmeic.co.jp


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