小形風力発電をトータル保障
2月9日、三井住友海上火災保険株式会社は「小形風力発電総合補償プラン」の販売開始を発表した。
地震による損害にも対応可能
「小形風力発電総合補償プラン」では、小形風力発電設備に関わるリスクを包括的に補償する。
主な保障内容は、火災、落雷、風災・雪災等の事故や電気的・機械的事故等による物的損害。事故発生時の喪失利益や収益減少防止費用、第三者への損害賠償責任も保障される。
希望に応じて地震による損害にも対応可能とのこと。
負担少なく、導入が容易
小形風力発電は、設備規模やコスト、施工等の事業負担が少なく、導入が容易であることから注目されている事業。一方で、小形風力発電ならではの課題も残されている。
普及を後押しするため、同社のリスクコンサルティング会社を行う株式会社インターリスク総研と共同で「小形風力発電設備に関するハンドブック」を発行した。
ハンドブックの内容は研究者やメーカーへのヒアリング等に基づいたもの。大型風力発電と比較した小形風力発電のメリット・デメリット、風力発電の市場動向、設備の故障・事故リスク等の情報を提供し、小形風力発電設備の安定運営を支援する。

三井住友海上火災保険株式会社
http://www.ms-ins.com/news/fy2015/pdf/0209_1.pdf