発電所内で2基目
日立造船株式会社は、秋田県秋田市に、第2雄物川風力発電所を完成させ、2016年2月1日より運転を開始したことを発表した。
今回の風力発電施設は、同社が建設し2015年3月に運転を開始した雄物川風力発電所1号機に次ぎ、同発電所での2基目となる。
発電所の事業主は株式会社雄物川風力で、事業期間は2016年2月1日~2036年1月31日までの20年間。売電先は東北電力。発電出力は2,000キロワット級となっている。
風力発電事業に注力
日立造船は、世界的に、地球環境を考慮した温暖化防止対策としてCO2の排出量削減が求められているなかで、再生可能エネルギーとして風力発電に注目し、大型風力発電に関する新規の事業地開発から建設、事業運営まで一貫して取り組んできた。
また、風力等自然エネルギーの課題である出力変動を緩和するため、蓄電池との併設やディーゼル発電機とのハイブリッド化などを実現、低負荷での運転が可能なエンジンなども取り入れている。
さらに同社は2015年2月に、新潟県村上市より、岩船沖での洋上風力発電事業者に採択されるなど、洋上風力発電事業にも積極的に取り組んでおり、2015年4月1日には社会インフラ事業本部内に「風力発電事業化推進室」を設置、陸上・洋上の両風力発電事業について一層の推進を図っている。
(画像はプレスリリースより)

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